黒マカの効果

こちらにも書いてあるように、マカは100を超える種類がある植物です。
マカの種類は色によって分別され、それぞれ独自の特徴を備えています。
黒マカはマカの中で最も栄養価が高く、長年に渡り世界中で重宝されてきました。

黒マカの特徴

マカはアンデス山脈の過酷な自然環境の中で生育し、植物の中でもその栄養価はトップクラスとされています。
黒マカは希少価値の高い種類で、他のマカに比べ収穫量が最も少なくなっています 。
黒マカにはアルギニン、アントシアニン、ポリフェノール、鉄分が他のマカに比べ、より多く含まれています。

アルギニンの働き

アルギニンは大人にとっては体内で合成される非必須アミノ酸のひとつです。
黒マカはアルギニンを他の種類のマカと比べ2.5倍も多く含んでいます。

  • 血管の老化防止
    アルギニンは血管を広げ、血液の量を増やす一酸化窒素の生成を促進する働きがあります。
    従って血管を若々しく保ち、性機能改善の効果を発揮します。
    血管の老化の予防は糖尿病や動脈硬化、高血圧、心臓病などの生活習慣病の改善にも繋がります。

  • 免疫力向上
    アルギニンは免疫細胞を活性化し免疫力を高める働きがあり、病気への抵抗力を強めます。
    さらに細胞の修復に必要なポリアミンという成分を合成し、怪我や傷の快復を早める働きもあります。

  • 筋肉、骨格の強化
    アルギニンは脳の下垂体で作られる成長ホルモンの分泌を促し、筋肉や骨格の強化、アンチエイジングなどの効果をもたらします。

  • 美肌効果
    アルギニンは美肌にとっては欠かせないコラーゲンの生成を助けます。
    コラーゲンはシワ、たるみを防ぎ、肌の弾力性を増し、肌の老化を防ぎます。

アントシアニンの働き

アントシアニンは野菜やフルーツに含まれる青紫色のフラボノイド系の色素で、ブルーベリーやブドウ、カシス、ナスなどに含まれています。
  • 目の機能改善
    アントシアニンの最も広く知られている効果が目の機能改善です。
    アントシアニンはその強い抗酸化作用から活性酸素を抑制し、視覚伝達のたんぱく質であるロドプシンの再合成を促すので、白内障、緑内障、眼精疲労、かすみ目などの予防、改善に効果があります。

  • 生活習慣病の予防、改善
    アントシアニンは血糖値の上昇を抑え血液中の脂肪を減らす働きがあり、肥満、糖尿病などの生活習慣病の予防と改善に効果があります。
  • 花粉症予防
    アントシアニンは、花粉症によるくしゃみ、鼻水、目のかゆみの症状の原因であるヒスタミンという物質を減らす働きがあり、花粉症の予防効果があります。

ポリフェノール、鉄分の働き

ポリフェノールは抗酸化作用と抗菌作用があり、余剰の活性酸素を体から取り除く働きがあり、老化を防止し、にきびや肌荒れを防ぎ、肌の乾燥防止に効果があります。
鉄分は貧血、動悸、めまい、慢性疲労などに効果的です。

黒マカは男女どちらにも有効に働きます。
それぞれのマカが持つ特徴を比較し、自分のニーズに合ったマカを選びたいですね。
また、そんなマカをお子さんにも摂取してあげたいですよね。お子さんのマカ摂取の安全性についてはこちらをご覧ください。